[短歌]カタチにはならないほんの約束を重ねてゆけば 小指と小指

母はマカロニグラタンをいくつも作って、冷凍庫にしまっておいてくれた。ドアの向こうに楽しみがあるという約束は、少年だった僕の心を豊かなものにした。以来、僕は、買い置きに安堵を覚え、約束に心を弾ませるようになったんだ。

カタチにはならないほんの約束を重ねてゆけば 小指と小指