[短歌]潮風に秋を足したら言葉など邪魔な気がした月が笑った

言葉という表現手段を自分の軸に据えていたいと思いながら向かう夏の終わりの夕暮れは、残酷なくらいに僕の言葉を黙らせる。いつまでも月を待とうとする二人の砂浜に、心地の良い風と音が繰り返されていた。

潮風に秋を足したら言葉など邪魔な気がした月が笑った