[短歌]大漁のいつかを見せてやれなくて僕だけの聞く風の往来

「任せておけ、こんなにたくさん釣ってやるからな」だとか「将来俺は、必ずおまえを幸せにする」だとか。大きなことを言って、大きなことで疲れさせて、いつのまにか独りにもどって風の音だけを聞いている。言葉にどれだけの責任をもって行動に移したのだろうかと、夢の残骸たちに風が吹き抜けていく。

大漁のいつかを見せてやれなくて僕だけの聞く風の往来