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[短歌]幾重にも無傷の君を祈りゆく火のトンネルをくぐって吾は

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「チカラになりたい」という言葉が浮遊している時点で、何も動くことのできていない無力な自分を意味する。祈ることがすべてで、祈ることだけ。守るために傷付いてもかまわないと思った拳も、拳を振り上げる真似をしたポーズなのかもしれない。思うことは幾つあっても、幾つを過ぎても同じ場所に留まる。

幾重にも無傷の君を祈りゆく火のトンネルをくぐって吾は