[短歌]「命日と誕生日ならどっちかな?」「長く過ごせるほうにしようか」

春は命日がたくさん。花のなかを昇っていった父はともかく、他の家族や犬たちの命日は混乱しがちになる。別れに泣いた日のことを思い出すよりも、ローソクを吹き消して笑った日の方が楽しくて良い。それでもやっぱり、足りなくて空気を抱けば、千切れそうになって全身が痛むのだけれど。

「命日と誕生日ならどっちかな?」「長く過ごせるほうにしようか」