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[短歌]甘い水だったのでしょう足裏の泥に咳き込む僕を忘れて

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考え過ぎて損をするくらいなら、考えることを放棄してしまえば良いだけのこと。だけどそれが難しくて、水辺から少しだけ距離を置きたがる人間もいる。水の甘さに素直に笑えるひとのことを羨んで、仮面の笑いに本音を包むひとの安らいだ時間はどこに。眩しいひとから飛んできた泥に、弱さだらけの人が乾いた咳をする。

甘い水だったのでしょう足裏の泥に咳き込む僕を忘れて