[短歌]雨ならば流れてやがて晴れるのに非常ボタンを壊すミサイル

こちらの非常扉を開けば仲間が待っている、その確信があるから攻めて出ていくことができる。ところが、ミサイルにも似た雨は上手にボタンを壊していくのだからたまらない。孤立無援、右往左往、途方に暮れては悔やむばかりのアルコールの出番。二日酔いの自暴自棄の朝に、何が希望で何が決意か。居心地という響きの遠くなる文字が、冷たい画面に浮かんでいた。

雨ならば流れてやがて晴れるのに非常ボタンを壊すミサイル