[短歌]風鈴はこのまま冬を越えていきまた夏が来てその顔をする

12月になってあちこちでイルミネーションを見かけるようになった。家を飾る電飾は眺めているだけでも楽しいし、家族みんなで賑やかに飾りつけをしたのだろうと想像するのも良い。一方、近所のアパートでは風鈴が吊られたままになっている。それはそれ、これはこれ、いろんな生き方がいろんな時間の流れのなかに在る。僕は誰のどんな景色のなかに調和しているのだろうと考えてしばらく、冷たい風のなかを鳴る鈴を聞いて過ごした。

風鈴はこのまま冬を越えていきまた夏が来てその顔をする