[短歌]複数の壊れる音がして赤い丘に吹くのは痛みと痛み

ASKAさんの逮捕という事実を受けて、色褪せることのないものを想うという記事を書いたのは一年ほど前。この歌も同じ頃に詠んだもので、Red Hillという楽曲の一節にある「ふたつにひとつの痛みとやすらぎ」という部分から世界を広げた。人それぞれに、いまを構成しているルーツはあるはずで、僕にとっては両親の存在と二人の影響は絶対のもの。いまがあって未来があるのなら、これからを力強く生きていくためにもまた、まぶたの何処かに映し出されるふたりの姿に出逢ってみたい。

複数の壊れる音がして赤い丘に吹くのは痛みと痛み