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[川柳]約束の通りに彩を届けます

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ほんの何センチ、ほんの数秒。御嶽山が噴火して、涙の意味はその「ほんの」で大きく異なった。降る運命にひとは抗うことは出来ず、だから僕たちは刹那の繰り返しであるいま、いま、いまを大切にしていかなければならない。ときの約束を大切にして、誰かの時間を借りて生きていかなければならない。自分の持つ刹那、相手の持つ刹那、それぞれの一瞬が今を形成している▼生きると死ぬの紙一重。伝えたい何かも、約束の時間を過ぎては間に合わないことがある。その意味を考えては「もう二度と」を誓って、強くなっていく。決められた時間までに、彩を与える。そんな仕事をしていきたい。

約束の通りに彩を届けます
ふあうすと2014年11月号裏表紙