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[短歌]窮屈な箱を踏んでる音のする月末が来て風の空砲

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日曜日の朝は日曜日っぽい顔をして空気をゆるくする。同じように給料日の時期の街はなんとなく弾んでいて、あちこちにボリュームを上げた音符たちが舞っていたり落ちていたりする。目には見えなくて感じる空気、毎度、羨ましく眺める僕の肺は窮屈で、咳き込みながら残高を見つめる。

窮屈な箱を踏んでる音のする月末が来て風の空砲