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[短歌]まだ夢に逢えない父の誕生日褒めてほしくて風の三叉路

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まだ夢に逢えない父の誕生日褒めてほしくて風の三叉路

「亡父」と書くのに抵抗があって、いつまでも父と一文字で表現してる。ずっと夢に見ないのはそれだけ近くにいることの証だと思っているけれど、いつも商店街をふらりと出かけて行ったように、気ままに誰かと話し込んでばかりなのかもしれない。「僕の商売はどう?」と話しかけたらどんな返事をくれるのだろう。「まだまだ」のあとにヒトコト、優しい何かをくれるんだろうか。9月14日、父の誕生日、秋が早くて、切なくて。