月別アーカイブ: 2014年11月

[短歌]誤解っていうのもきっと泥色の靴を履いてる僕が悪いね

「容易には変えることの出来ない他人の考え方に触れて時間を費やし合うくらいなら、自分に原因を見出した方が手っ取り早いよね」という話を聞かせている時点で、自分も相手の時間を奪ってる。他の善悪や考え方に干渉せず、路傍に咲く花の色々として認められたら良いのにと思いながらこの道、足元の泥を気にしてばかりいるまだまだ。

誤解っていうのもきっと泥色の靴を履いてる僕が悪いね


[川柳]泣いた日もあった 師走のカレンダー

カレンダーは最後の一枚。来年を加速するための一か月にしたくても、時計の針はぐるぐると回って考える時間を与えてくれない。追われて、追われて、追われては泣いた、そんな一年だった。いくつを追いかけて笑うことができただろう、そんな反省を何年もずっと繰り返しているような気がする▼「今年と同じような一年にしたい」と言えたら、きっと正解。果たされたことはないけれど。逢いたい人もいた、やりたいこともあった、そうして「来年こそは」と誓う冬の景色。心に春の色を満たしたいと、一枚になったカレンダーと来年のカレンダーを見比べながら考える。

泣いた日もあった 師走のカレンダー
ふあうすと2014年12月号裏表紙


[短歌]彗星の歌が帳簿の隅々に降った明日は笑うだけだね

彗星の歌声、ロゼッタが聴いていた 不思議な“歌”公開というニュース。闇のずっと向こうの星のトンネルを抜けたところに響く彗星の歌声は何を伝えようとしているのだろうと想像しながら聞いた。不思議に満ちている世の中に感動を覚えてしばし、宇宙のはるかは「世の中」という世界で表現するのはどうなんだろうとも思った。言葉の定義を超えたところにある神秘。僕たちは大きくて、とても小さな星に住んでいる。

彗星の歌が帳簿の隅々に降った明日は笑うだけだね


[短歌]のど飴を噛み砕いてはなりませんきっと砕いて食べちゃうでしょう?

昔からお付き合いのある人やブログを読んでくださっている人は僕が扁桃炎になりやすいことをよく知っている。のど飴を差し入れていただくこともあって、色々な人に認知され助けられている今を心から有り難く思う。「そろそろ扁桃炎の時期ですけど大丈夫ですか?」「今シーズンはまだ来てませんか?」「のど飴は舐めるものですから、どうか噛み砕かないようにしてくださいね」

のど飴を噛み砕いてはなりませんきっと砕いて食べちゃうでしょう?