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川柳 20131120

偽装など出来ぬ瞳に遠くいる

12月号の裏表紙を書いている今は11月の中旬。一年を振り返るにはまだ早くても、日々色濃くなる歳末の気配に身のまわりに起こった色々を思い出してみたりする▼愛犬の命を想い、毎日病院に通い、叶わなかったのは春のことだった。果てる直前まで失われなかった瞳の輝きは、今でも僕を癒し、未だに寂しい気持ちにさせる。そして彼は、僕の一部となって詩に現れる▼近いようで遠いようで、考えないようにして感じたがっていて、その距離に冬の風が抜けていく。新しいカレンダーになる前に、墓前に逢いに行こう。さあ、何を話そうか。

ふあうすと2013年12月号裏表紙