[川柳]迷路だと思うよ生きているかぎり

悟ったように語る君の近道は、結局やっぱり壁にぶち当たるのであって、僕たちは迷路という王道に生きているのだと考えてたい。右往左往、強がりよりも弱さを放つ。「助けて」と声に出せた人から、すこしだけ、温かい迷路に向かっていくことができる。

迷路だと思うよ生きているかぎり
ふあうすと2017年3月号「明鏡府」掲載