[短歌]やるべきややらねばという日めくりの秒針を消す砂の戯れ事

十代の十年と比較して、二十代や三十代の十年は飛躍的に加速した。急いでいく人生のなかで、時折、秒針を忘れさせてくれる瞬間がある。空と海は青に満ちていて、屈託のない顔のしばらく。砂には誰にも見られてはいけないようなことを描き合った。

やるべきややらねばという日めくりの秒針を消す砂の戯れ事