川柳 20130529

子の憂い聞いてやるのも聞かぬのも

失恋の電話を階下で聞いていたはずの母は、それには何も触れなかった。書棚に隠していた大人の楽しむ写真集を、黙って持ち去った日と同じくらいに、何も聞かないでいてくれたんだ。