[川柳]爆撃の空 焦げていく赤トンボ

爆撃の空 焦げていく赤トンボ

「会社をこんな風にしていきたい」とか「あんな句が書けるようになりたい」とか。秋の夜長に色々を想像している同じ星の上に凶器は降っていて、土は血を吸い続けている。平和であってほしいとは思っても、平和にするための一歩目を僕は知らない。そしてこの秋もきっと「秋刀魚が美味しい」なんて呑気な夜を過ごしては、どこかの国の涙を忘れてしまうのだろう。平和はいつも空気のように当たり前で、水のように汚れやすい▼会議では行動することを決めて、決めた行動には日付を入れようという話をした。星の平和にはいつ、日付が入るのか。

ふあうすと2014年10月号裏表紙