[川柳]わらべうた どの音符にも母のいる

わらべうた どの音符にも母のいる

月の沙漠を作曲された佐々木すぐるさんが、同じ兵庫県の高砂のご出身であることを知る。千葉県の御宿海岸にはラクダに乗った王子と姫の像が建てられていて、近くには月の形をした詩碑と月の沙漠記念館もあるのだそうだ。「砂」という字ではなく「沙」という字が用いられるのは、この海岸が詩のモチーフになったからだとか。検索は色々なことを教えてくれて楽しい。ラクダに揺られる二つの影を想像しながら、耳に母の声を思い出していた。母はどうしてこの歌を好んで歌ってくれたのだろう。

川柳マガジン2008年5月号「何でも」入選