[短歌]空っぽの牛舎に風が渦を巻くまだ福島の寒い三月

空っぽの牛舎に風が渦を巻くまだ福島の寒い三月

福島第一原発風下の村(森住卓写真集)を読む。連れていかれる牛の表情、主のいなくなった牛舎。写真からは、怒りや疲れ、空しさが伝わってくる。震災から時間が経つにつれ、少しずつ戻ってきた神戸の灯りは希望の象徴だった。「壊れた」「流された」だけでなく「見えない敵」もいて、福島には、どんな希望が灯っていくのだろう。もう3年とまだ3年と。いろんな想いの人たちの今を思う。