川柳 20130925

豆腐屋のラッパが長い影と来る

すこし変化球を投げてみたくなって短歌、すこし人に疲れては俳句、やっぱり人だなと思えば川柳。僕のなかにある線は、そんな風に色を選り分けていて、指を折っては救いのような道を持てることが今はただ嬉しい▼苦しみや喜びも、来年やその先のもっと未来、どうか微笑んで読み返すことのできますようにと、長い影のした、17文字を追いかけたしばらく。

ふあうすと2013年10月号裏表紙